モノノ怪 「化猫」 大詰め

最終回を見ました。
勧善懲悪といえばいえるのかな?
でもあの猫ちゃんは、ちょっとかわいそうです。

「真と理を知りたがってる」というのが、結局どういうことだったのかなーと。
真=ことのありさま、理=心のありさま、でしょう。

とりあえず、チヨもハルも正男も、嘘吐いてた、黙ってたというのが、市長の地下鉄開通に絡む汚職事件とは無関係だったから、生きて帰れたのかな?
あれで関係者から賄賂とか口止め料を貰ってたらアウト?
(チヨなんか実は全然無関係だったし、ハルもほとんど聞いてないし、正男は犯人そのものをはっきり見てたけど…。あれしか見てなかったら、自分の目撃したものの意味が分からないよね)

刑事さんは状況を見ただけで「自殺」と判断したのは、確かに迂闊だったけど…。
運転手は職務怠慢だったけど、殺そうと思って殺した訳じゃないし。
でもこの辺の人達は生きて帰れて良かったですー。怖い目に遭ったのは、まぁお叱りを受けた感じで。

…猫の記憶云々いう台詞もあったから、猫自身が「何で自分が化猫にされなきゃいかんのだーー!?」というのも入ってるのかな?で、節子の復讐に力を貸したというか。

あのエリザベスカラーの猫ちゃんは、ちゃんとカラーが巻かれてるってことは飼い猫でしょう。
朝早くから自分の縄張りの巡回に出たら、見知らぬ普段は見かけないもの(瀕死の節子)が落っこちてて、「何じゃこりゃ」と調べてたら、電車に一緒に轢かれてしまったんでしょうか。
うう、あの猫ちゃんの飼い主は、「うちのトラ(仮名)が帰ってこないわ〜」とずっと探してたりして(涙)。

今回の化猫キャラは、前作化猫キャラの生まれ変わりとか読みましたが、節子は珠生でしょうか。何だか不憫になりました。
旅館の女中さんに心づけっていうかチップを渡した時に、「あんな風にしか生きられなくてみじめ」みたいなことを言って。
「私は新聞記者様なのよ」と、自分の仕事にかなり高いプライドを持ってました。
前世(?)で監禁されて暴行されて殺されちゃったんなら、自分の能力才能、そして男に媚びずに(男以上の才覚で)生きるんだーと意識の下で思ってたかもしれないのに、また殺されちゃって。

しかも相手は、市長が前世で自分を陵辱した男で、殺したデスクは自分の死体を井戸に投げ捨てた男で。(つまりこの二人も、前世の上下関係を踏襲してた?)

何度生まれ変わっても、この二人の男に酷い目に遭わされて、挙句殺される運命だなんて。可哀相。
今度こそ、薬売りの退魔の剣で、その悪い因縁を断ち切ってもらったら良いなーと思いました。

というかもしかしたら、前作「化猫」は飼い猫ちゃんが飼い主である珠生に代わって復讐を成し遂げた話でしたが、今回の話は珠生=節子自身が復讐する話なのかな?猫は手を貸すくらいで。(そもそも節子の飼い猫じゃないし)
落とされた節子の恨みつらみが篭った怨念の眼差しが、この世の最期に見たのが猫だったというのは、よく考えたら怖すぎです!
そして節子さんは服が肌蹴すぎだと思いました!激しく揉み合った=強く抵抗したというのは分かりましたが。さすが深夜アニメ。突き落とされるシーンの開脚振りもびっくり。さすが深夜アニメ。

今回の薬売り変身シーンはとっても格好良かったです!
何ていうか、変身したというよりも入れ替わった感じで。(前作化猫でもそうでしたけど)
ここの世界とモノノ怪の支配する世界に、同時刻に二人存在してるみたい。「のっぺらぼう」も、お蝶の背後に変身後薬売りが剣を携えて立っていて、でもお蝶の前方に、彼女には背を向けた通常薬売りが座っていて。
どういう状態でいるのか、とっても疑問(笑)。

森谷と市長だけが、結局地下鉄から降りられなかったんですが、あそこの意味がよく分からなかったわー。
事件の起こる前=地下鉄が出発する前に時間が戻ってて、「助かったのか」と呟いたら時計の針が戻っちゃって。
また自分と市長だけが同じ1両目に残ってしまって。

でも市長は倒れてて、節子がにやりと不気味に笑って「許さない」……と言った次のシーンでは、変身後薬売りが化猫を斬ってます。
森谷的には同じ時間を何度も繰り返しそうですが、薬売りがモノノ怪を全部斬ったら、あの世界からやっと解放されるのかな?(でも新聞記事に「行方不明」ってなってるし)
何にしろ、裁かれるべき人が裁かれたというか復讐の牙を受けた感じはありますね。

ED後にその後がありましたが、節子の亡くなった場所に花を捧げるチヨとハルと正男君に癒されました〜。ハルも新しい人生を選んだら良いのにー。


そういえば、チヨの「カフェーの女給」というのは、今でいうお酒を飲むところにいるホステスさんなのねーと思いました。そんなイメージ持ってたので、薬売りが「花形ですね」と言ったのにちょっと引っ掛かったんですよね。
女性の花形職業って言ったら、新聞記者もそうかもしれませんが、「電話交換手」っていうイメージがあって。
当時のカフェーの女給さんは、最新流行のファッション、情報の発信者みたいなものもあったのかな?(モダンな男女が集まる場所で働いてるから当然か)

ラストシーンの猫亡霊なでなでシーンにうっとり。(猫亡霊もたくさんいたし。運転手が言ってた「よく轢いてた猫」のこと?)
何であそこの作画だけ、あんなにきらきら?
そしてやっぱり薬売りは、モノノ怪あるところに現れる、時間を超越した存在なんだなーと思いました。
何ていうか、「監視者」みたいな存在?

来週から何を楽しみにしてたらいいのか分からず、途方に暮れてしまいます〜。

テーマ : モノノ怪
ジャンル : アニメ・コミック

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